こんにちはー、ごまくんです。
近年、ドローンという言葉を聞くことが多くなってきました。
いろんなメディアで、ドローン講習の申し込みを促す広告を見かけます。
ドローンについて学ぶスクールもいろんなところにあります。
今回は、ドローンを使って注目を集めている会社を紹介したいと思います。
そもそも、ドローンって?
そもそも、ドローンはいつ頃からできたのかご存知でしょうか?
それは、第二次世界大戦中のこと。
もともとは軍事目的に作られたものです。
しかし、戦中には実用化までは至らなかったようです。
その後もドローンの開発は進められました。
1970年代には革新的な進歩によりドローンが以前のものよりコンパクトになり、性能も格段に上がりました。
偵察機としてのドローン開発も進められいきます。
ニュースで、ドローンを無人偵察機として知ったという方も多いのではないでしょうか。
違うカタチのドローン
もともとは軍事用として開発されていたドローン。
しかし、民間で利用するための産業用ドローンも出てきました。
産業用では農薬散布にドローンを使用したり、物流業界では物を配達するためにドローンを使用する動きが見られます。
他にも、人が立ち入れないような災害現場や空撮用(屋根の点検のため)でドローンを使用するケースもあります。
最近では趣味用としてのドローンをよく耳にするようになりました。
価格帯はピンキリで、価格に見合った性能です。
ドローンを使う競技が開催されたりもしています。
競技大会は世界中で行われ、スポーツ競技といえるほどの熱狂ぶりです。
今や、ドローンは私たちの生活で馴染み深いところにまで来ているのです。
ドローンを利用して宅配サービスを提供する日本企業
このように、ドローンは将来的にも私たちの生活で大きく関わりのあるものになっていくことでしょう。
そんな中、物流の分野でドローンを利用した宅配サービスを試験的に行っている企業があります。
エアロネクストという会社です。
試験的運用は2021年4月末頃から開始され、同年7月には100回の実験に至りました。
試験段階の取り組み
エアロネクストは、小菅村に配送のドローンのために研究施設兼試験飛行場を建設し、ドローン実験線を新たに開始しました。
試験運用を行なっていく中で、小菅村民からのフィードバック(告知方法や配送の品目など)を元に改良を進めていき、配送エリアが1地区1ルートであったのに対し、今では4地区5ルートまで広げていきました。
また1日における飛行頻度も多くなり、目視外飛行の実現も達成しました。
着々と試験飛行進めていく中、約2ヶ月半ほどで100回の実験飛行に至りました。
ドローンを使った配送事業を支える技術
実用的運用のために、着々と革新されていった今回のプロジェクト。
それを支えた技術として「4D GRAVITY」というものがあります。
この「4D GRAVITY」という技術はいわゆる重心制御装置のことです。
今ままで、配送用のドローンというものは機体が配送中に傾くことで一部のモーターに負荷がかかり、飛行速度や飛行距離などに不安を抱える状況になっていました。
構造としては稼働部分(プロペラ・モーター・アーム)と搭載部分(カメラ・積荷など)を分離させており、それによって機体の方向のよらない水平飛行を実現しています。
まとめ
いかがだったでしょうか。
配送の分野でドローンを活用しているエアロネクストに関する記事でした。
まだまだ技術面や法律の面で課題が残っていますが、ドローン普及に向けて着実に進歩しているのも現状です。
今後、ドローンは私たちの生活に大きな影響を与え、更なる活躍が期待されることでしょう。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
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